1997年8月 SSAよおまえもか・・・
SSAと言うのはSocial Security Administrationの略で社会保障関係のお役所のことです。
アメリカに住む場合にはここに行って社会保障番号(通称SSN)をとる必要があります。この番号がないと銀行口座や運転免許が取得できません。
最近は移民法の改正の影響もあって子供や奥さんには発行されないという話を聞いていました。この場合税金を納める際に代わりにITIN(Individual Taxpayer Identification Number)を申請，取得しなくてはなりません。
で、こちらについてすぐに近くのSocial Security Officeに申請に出かけました。
私が出かけたところはとても空いていて，すぐに順番が回ってきました。
(窓口のお姉さん) 「May I help you?」
(私) 「SSNをとりたいのですが。」(家族分も含め４通申請書を出す)
(窓口のお姉さん) 「ＯＫ，パスポート見せて下さい。」
(私) 「これです。」(パスポート見せる)
(窓口のお姉さん) 「奥さんと，子供にはなぜＳＳＮが必要なの？」
(私) 「えーと、かみさんは運転免許に必要で。
子供は税金払うときにいるって聞いてますけど。」
(窓口のお姉さん) 「税金にはいらないわよ。」
(私) 「えーと、えーと・・・」(困ったなーー)
(窓口のお姉さん) 「会社が必要って言ったの？」(と言ったと思うがよくわからないまま)
(私) 「Yes Yes!」(適当モード)
(窓口のお姉さん) 「じゃ，いいわよ」(・・・う，なんていい加減，でもラッキー！)
(窓口のお姉さん) 「２週間くらいで郵送されますからね」
・・・優しいお姉さんでラッキーだった！！・・・
と，思っていました・・・
１週間後
確かにSocial Security Cardは来た。だが，３枚。(末の娘の物がない！)
・・・やっぱりか，でももう少し待ってみよう・・・
それから２週間待った。・・・くるわけがない・・・
仕方ないからまたSocial Security Officeに行く。
今度は違うおばちゃんでした。
(窓口のおばちゃん) 「May I help you?」
(私) 「娘のSSNを申請したのですが届きません。」
(窓口のおばちゃん) 「いつ申請しました?」
(私) 「Ｘ月Ｘ日です。」
(窓口のおばちゃん) (がさ、がさ・・・)「申請書見つからないんだけど。」
・・・そうだろ，そうだろ・・・
(私) 「どうすればいいですか？」
(窓口のおばちゃん) 「もう一回申請書書いて出してね。」
・・・あやまらんかい！・・・
(私) 「はあ」
で，結局，書き直して申請し直しました。
その時「一ヶ月くらいかかるときもあるからね。」と言っていた。
・・・となると１ヶ月間辛抱強く待ってしまう私でした。
・・・でも来ない。。。
もう一回窓口に行く。
お、最初のお姉さんだ。
(窓口のお姉さん) 「May I help you?」
(私) 「娘のSSCが来ないんですけど，もう２回も申請しましたよ。」
(窓口のお姉さん) 「ちょっと待って，調べてみるわ」(かちゃ，かちゃ(端末をたたく音))
・・・２回目の時は端末なんて調べてくれなかったぞ・・・
(窓口のお姉さん) 「ちゃんと，申請されて番号も発行されてます。」
(窓口のお姉さん) 「郵送途中でトラブルがあったのかもね。」
・・・おい、おい！・・・
(窓口のお姉さん) 「とにかくもう一度，申請書書いて。」
・・・また，書かせるんかい！(でも言えない)・・・
(私) (ぶすっとして)「ＯＫ」
結局、というわけで末娘のＳＳＮ申請では３回申請書書いて２ヶ月かかりました・・・
しっかし，こっちの人はあやまるって事を知らないみたいっす。
ま、お役所だからこうだわな。。。